スマホで簡単に医療費控除

1. 【最短ルート】スマホで医療費控除を自動化する4ステップ

「領収書をかき集めて計算する」という苦行はもう不要です。以下の手順で設定すれば、データが勝手に集まります。

  1. 準備するもの: スマホ、マイナンバーカード、利用者証明用パスワード(数字4桁)。
  2. マイナポータル連携: 「マイナポータル」アプリを入れ、ログイン後、「民間送達サービス(e-Tax等)との連携」から 「ねんきんネット」や「e-Tax」を連携設定 します。
  3. 医療費通知の取得: マイナポータル内の「医療費控除」メニューで「同意」しておくと、1年分の医療費データが自動で集約されます。
  4. 確定申告書等作成コーナーへ: スマホで国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にアクセス。「マイナポータル連携」を選択するだけで、医療費の合計額が自動入力されます。

最短のコツ: 前年のうちに一度「マイナポータル」と「e-Tax」を連携させておくと、2月になった瞬間にボタン一つでデータが流れてきます。


2. なぜこの方法が最強なのか?(3つのメリット)

① 領収書の保管・入力が不要!

これまでのように、1枚ずつ領収書を見てExcelに打ち込む必要はありません。病院名や金額が自動で入るため、「打ち間違い」による税務署からの指摘リスクもゼロになります。

② 家族分もまとめて合算できる

自分のスマホ一台で、家族の同意(マイナンバーカードでの認証)があれば、家族全員分の医療費を合算して申告できます。一番所得が高い人にまとめることで、節税効果を最大化できます。

③ 還付金がとにかく早い

紙の申告では1ヶ月以上かかる還付金の振込が、このスマホ連携ルート(e-Tax)なら、約2〜3週間という驚異的な速さで入金されます。


3. 【制度の背景】なぜ国はここまで「自動化」を進めるのか?

以前の確定申告は、税務署に大行列ができ、職員も膨大な紙をチェックするという「非効率の極み」でした。これを解消するために国が進めているのが**「デジタル・ガバメント(電子政府)」**の構想です。

  • 不正の防止: データが直接医療機関や保険者から届くため、不正な還付請求を防げます。
  • コスト削減: 紙の印刷代、郵送代、人件費を削減し、税金を有効に使うためです。
  • 利便性向上: 「確定申告は面倒」という心理的ハードルを下げ、正しく納税(または還付)してもらう仕組みを作っています。

2026年現在は、健康保険証とマイナンバーカードの一体化が進んだことで、情報の精度はさらに上がっています。


4. FPからのワンポイントアドバイス

「自動化」といっても一点だけ注意があります。 マイナポータルに反映される医療費は、**「保険診療分」**のみです。以下のものは反映されないため、別途手入力が必要です。

  • ドラッグストアで購入した市販薬(セルフメディケーション税制の対象)
  • 通院のための電車やバス代(領収書がないためメモが必要)
  • 自由診療(一部の歯科矯正や人間ドックなど)

これらも「スマホの入力画面」で後から追加できるので、領収書をスマホで撮るだけでOKです。


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